日帰り手術案内

日帰り手術案内

当院では下記の日帰り手術を実施しています。

重症花粉症、中等症のアレルギー性鼻炎に対して

重症急性中耳炎に対して

何回も繰り返す反復性中耳炎に対して

鼓膜に穴のあいている中耳炎に対して

プラズマ治療について

アレルギーではれている鼻の粘膜にプラズマを照射して、鼻のアレルギーを起こしにくくする治療です。
薬が効きにくい、症状の強い方への治療
です。

レーザーと同等以上の効果があり、より短時間で安全に行えます。

ガーゼでの局所麻酔を約30分行った後、約5分で治療は終わります。

最初の1週間はかえって鼻がつまりますが、その後軽快して約75%の方で効果は1年持続します。再発しても繰り返しての治療は可能です。
花粉症への効果は1シーズンだけです。花粉が多い時は薬も必要になる事があります。

1~2週間に1回の通院が約4週間必要です。

最初の1~2週間は鼻をかむと血がまじる事がありますが鼻血だけ多くでる事はありません。治療中に歯が痛む事があります。

風邪の後、季節の変わり目等で症状が悪化する時は薬が必要になりますが、プラズマ治療前より薬は効きやすくなっています。

費用は3割負担で約5,700円で検査費、投薬費が約2,000円かかります。

ラジオ波(セロン)治療について

アレルギーではれている鼻の粘膜にラジオ波を照射して、はれを取りアレルギーがでにくくする治療です。
症状が強く、長く続いている方への治療です。

ガーゼ、注射での麻酔を30分行い治療は約5分で終わります。

最初の1週間はかえって症状が悪化しますが、その後軽快して効果は約75%の方で2年間続きます。
鼻づまりへの効果が強いです。再発しても繰り返しての治療は可能です。

1~2週間に1回の通院が3ヶ月ぐらい必要です。

最初の1~3週間は鼻をかむと血が混じる事もあります。鼻の中にカサブタが2~3ヶ月間付きます。
カサブタが取れる時に血が出る事があり通院でカサブタの清掃が必要です。

風邪の後、季節の変わり目等症状が悪化する時は薬が必要になりますが、セロン治療前より薬は効きやすくなります。

治療費は3割負担で約5,700円、検査、投薬で約3,000円必要です。

鼓膜切開について

鼓膜の奥に水やウミがたまった場合にメスやレーザーを使い、鼓膜に穴を開けて水やウミを抜く治療です。

小綿球での10分ぐらいの麻酔で痛みがないようにします。

5秒ぐらいで1.4mmぐらいの穴を開けます。

鼓膜の穴は7日ぐらいで閉じますが中耳炎の状態が悪ければまれに穴の閉じるまで時間がかかる事があります。

鼓膜の奥の水が抜けると聞こえが良くなります。
ウミが抜けると耳の痛み、耳からの熱がなくなりなり、中耳炎の治りが早くなります。

中耳炎へのレーザー治療

最近中耳炎へのレーザー治療の有効性が確立してきており、当院では県内で最初に中耳炎へのレーザー治療機器を導入し治療を始めております。
どのような治療かを説明いたします。

急性中耳炎で鼓膜の奥に貯まったウミを抜く時にレーザーを使って鼓膜に穴を開けますと、メスで切開したときより痛みが少なく、一瞬に治療が終わります。

出血もほとんどなく安全に決められた大きさの穴を開けられます。

メスを使った時より鼓膜の穴が閉じるまで時間がかかります(4~21日で閉鎖)

鼓膜の奥に水が貯まる滲出性中耳炎への治療や、何度も中耳炎を繰り返す反復性中耳炎への治療法として鼓膜にチューブを入れるチュービングという治療法があります。
チュービングでレーザーを使って決まった大きさの穴を開けチューブを挿入すると出血がほとんどないため、より安全、簡単にチューブを挿入できます。

鼓膜の穴を閉じる治療で鼓膜の穴の周りを新しい傷口にしないと鼓膜が再生してきませんが、レーザーを穴の周りにあてますと一瞬にして処置が終了し、治療が確実、安全、短時間でできるようになります。

慢性の中耳炎、外耳炎などで炎症が強くポリープ、肉の塊(肉芽)ができている方にはレーザーで安全、確実にポリープ、肉芽を蒸散して取り除けます。

このようにレーザーを用いる事により中耳炎への治療はより安全、確実、短時間で終了するようになってきています。

鼓膜チューブの挿入について

鼓膜の奥に水やウミがたまるのが繰り返される場合、鼓膜にチューブを入れる治療があります。

チューブが入っていると水やウミがたまらなくなり、聞こえが良くなり、耳の痛み、耳からの熱がでなくなります。

チューブは9ヶ月前後で自然に抜ける事が多いのですが、1年以上入っていると3%ぐらいの方で鼓膜に小さい穴が残る事があります。

鼓膜の穴は中耳炎の状態が落ちついてくれば閉じます。

鼓膜閉鎖術について

麻酔薬を含んだ小綿球を約20分間鼓膜にあてる麻酔を行います。

鼓膜の穴の周りをレーザーで新鮮な傷の状態にします。

鼓膜の再生を促す薬(リティンパ)を含んだ人工のスポンジを新鮮化された鼓膜の穴に挿入し生体のり(ベリプラスト)で固定します。

4週間後にのりをはがすと約75%の方で鼓膜の穴が閉鎖しています。

治療は外来の椅子で10分ぐらいで終わります。

2〜3回同様の処置をしないと鼓膜が閉鎖しない方もいますが最終成功率は約85%です。

鼓膜の穴が閉じると聞こえが良くなり、耳だれが出なくなります。将来の聴力悪化も防げます。

鼓膜の穴が大きかったり、中耳炎の状態が悪いと鼓膜が閉鎖しない事があります。

ごくまれに麻酔薬でめまいがしたり、術後の耳だれが出る事があります。

費用は3割負担の方で約2万円です。

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