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3週間以上続く長引く咳。就寝時、早朝、深夜に咳が悪化しやすい。呼吸困難はなく、ゼイゼイ、ゼロゼロした痰が出ない事が多い。
レントゲンや呼吸音は正常な事が多い。気管支を広げる薬で効果があり、薬の反応と長引く咳の症状で診断をつける事が多い。
40%ぐらいが典型的喘息に移行するとされており、早期のステロイド吸入治療が喘息への移行を防ぐとされている。
気管支を広げる薬、吸入、ステロイドの吸入、アレルギー炎症を抑える薬の服用。
ステロイドと気管支拡張剤の吸入が一番有効で悪い時だけでなく毎日続ける事が大切。
症状がなくなっても毎日吸入は続けて経過をみて典型的喘息になる事を防ぐ。
咳が3週間ぐらい続いていたら最低でも3週間は治療が必要な事が多い。
典型的喘息は呼吸困難発作がある。
副鼻腔炎に伴う咳は痰がよくでて鼻症状がある。
げっぷ、胸やけを伴う逆流性食道炎も長引く咳の原因になる。
結核、マイコプラズマ、百日咳等の肺感染症はレントゲンや血液検査等で鑑別する。
肺がんが疑える場合はレントゲン、CTも必要。
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