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ほとんどの耳鳴りは聞こえの神経の障害によっておこっています。
老人性難聴、メニエール病、中耳炎、耳管狭窄症などの難聴に伴い耳鳴が起こる事がほとんどです。心因性、更年期障害、薬物、耳垢などが原因になる事もあります。
ごくまれに聴神経腫瘍、脳腫瘍、脳梗塞などが原因であることがあります。
聴力検査により聞こえの神経の状態を調べます。脳障害の症状が疑われればMRIも必要です。めまいを伴う場合は平衡機能検査を行います。
内耳の血流や細胞の働きを改善する薬(ストミン、アデホス、ビタミンB⒓など)
耳鳴りへの不安が強い場合は神経を休める薬、不眠症が強い場合は睡眠薬の処方
耳鳴りが気になる時はテレビやラジオなどの音を聞くようにして耳鳴りの音を注意して聞かないようにします。寝る前など周りが静かな時はラジオのタイマーをつけて聞いたり、FM放送の周波数をずらして耳鳴りに近い雑音を発生させて聞く方法もあります。
補聴器で聞こえにくくなっている周波数の音域を補う方法も効果があります。
耳鳴りでストレスを感じると自律神経に悪影響を及ぼし耳鳴りがひどくなります。
ほとんどの耳鳴りは耳の神経の老化によるもので心配いらないものです。
疲労、睡眠不足、興奮、ストレス、タバコ、過度の飲酒、刺激物は耳鳴を悪化させます。
楽しめる趣味、十分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事、入浴などでストレスを退治して心配しすぎずリラックスして生活する事が大切です。
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