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声帯にできる炎症性のこぶで両側性にできます。
発声時の声帯粘膜の慢性的な機械的摩擦(まさつ)が原因です。声帯にできる一種のペンだことも考えられます。歌手、教師、保母、僧侶、スポーツインストラクター等声を酷使する方の職業病ともいえます。声をよく使う活発な低学年の児童にも好発し学童嗄声ともいわれる事もあります。
声がれ。喉の違和感、発声時の違和感。
内視鏡で容易に診断がつきます。
消炎剤の投与、ステロイド剤の吸入。声の安静。発声法の矯正。保存的治療の効果のない場合や早期に治したい場合は結節の切除手術を行います。
手術は入院、全身麻酔で口の中から顕微鏡を使い摘出します。術後1週間の沈黙療法が必要です。子供の場合は変声期を過ぎると自然に治る事が多いです。
大声を出さない。しゃべりすぎないなど声の安静を心がける。うがいをする。マスクをする。のどの乾燥をさける。腹式呼吸を心がける。のどや肩に力が入った発声をさける。
ゆっくり楽に発声する。
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