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声がれ、声が出しにくい、息切れする、むせやすい。
声を出す声帯を動かす反回神経が原因不明で麻痺する場合が多い。甲状腺癌、食道癌、肺癌、乳癌などで神経を巻き込んで障害する事もあります。気管挿管や外傷、のどの手術後が原因になる事もあります。
内視鏡で麻痺は診断できますが麻痺の原因をレントゲン、CT、食道造影、消化管内視鏡などで検査します。声の質を検査する音声検査。
癌などが原因の場合は原疾患の治療。音声訓練、ビタミン剤など保存的治療をして6か月症状の改善がなければ機能改善手術を行います。麻痺した声帯にコラーゲンを注入して膨らませる方法。頸部を切開してシリコン版を挿入するか声帯を動かす筋肉や軟骨をけん引する方法があります。まれですが両側反回神経麻痺の場合は呼吸困難が現われ気管切開が必要になる事があります。
麻痺の原因の検査をまず行い心配な病気がないかを判断します。声の酷使をさせる。のどの乾燥を避ける。発声の時麻痺側ののどぼとけを押して発声する、両指を組んで横に引っ張って発声すると声が出やすくなります。
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