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2~3週間の潜伏期間の後に顔面に薄く赤い小さな発疹がポツポツで出して全身に広がります。微熱も出ます。3日程度で発疹、微熱は消失します。耳後部、首のリンパ節がはれます。まれに血小板が減って出血斑がでます。関節炎、脳炎、髄膜炎をおこす事もあります。傾眠傾向、頭痛、嘔吐などがあれば早めに受診して下さい。妊娠初期に感染しますと出生児は先天性風疹症候群になり白内障、難聴、心奇形、精神発達遅延などをおこします。
風疹ウイルス感染です。咳、くしゃみによる飛沫感染です。
特効薬はありません。発熱や関節痛を緩和する対症療法になります。3~4日の安静。
発疹が消えれば登園、登校可能。大人が感染すれば重症化して高熱が長引きます。マスク、うがい、手洗いをする。風疹ワクチンを受ける。先天性風疹症候群の子供を防ぐため女性は2回のワクチン接種をしておく。抗体がある方でもワクチンをして差支えはありませんが滋賀県では妊娠希望の方、夫への抗体検査は無料で抗体がなければワクチンは助成金がでます。接種1カ月前から接種後2カ月は妊娠を避けてください。‘77~’89年に中学生だった男性、‘79~’87年に生まれた方は集団接種の対象外になっており抗体ができていない方が多くワクチン接種をすすめます。
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