医療法人いしべ耳鼻咽喉科 アレルギー科・呼吸器科

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病名と病気

水痘(みずぼうそう)

症状

10~21日の潜伏期間の後に胸、首回りを中心に赤い小さい発疹がポツポツで出して時間とともに発疹が顔、体全体に広がります。発疹はふくれて水ぶくれになり、かさぶたになり治っていきます。発疹はかゆみがあり、かくと広がったり細菌感染をおこす事があります。肺炎、髄膜炎をおこす事もあり免疫が落ちている人は重症化しやすいです。

原因

水痘、帯状疱疹ウイルスの初感染でおこります。治った後も神経の中に潜伏して高齢になったり、免疫力が落ちた時に帯状疱疹として発症する事があります。

治療

ゾビラックス、バルトレックスなどの抗ウイルス薬の内服、重症では注射。塗り薬(カチリ)の発疹部への塗布。かゆみの強い時は抗ヒスタミン剤の内服。細菌感染をおこせば抗生剤の投与。水痘患者さんと接触して72時間以内にワクチンを接種すれば発症の予防、軽症化が期待できます。

日常生活の注意

感染力が強く水疱をかくと広がり、ウイルスをまき散らします。すべての発疹がかさぶたになれば感染力がなく登園、登校できます。水痘ワクチンは1回で90%ぐらい予防でき発症しても軽症ですみますが2回接種でより確実に予防できます。

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