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2ヶ月から1才までのお子様の予防注射は4種類の定期接種(親の義務で無料)と2種類の任意接種(自己負担金あり)があります。10回から15回の接種を一定の期間に受けなければなりません。ワクチンはお子様が病気になるのを防ぎ、命を守る大切な手段です。
特に2ヶ月から6ヶ月の乳児がワクチンで防げるはずの病気になると死亡や重大な障害が残るリスクが高くなります。不活化ワクチンは1週間以上、生ワクチンは4週間以上間を空けないと次のワクチンを接種できません。抵抗力の弱い乳児に効率良く一定の期間内に多くのワクチンを接種するために、同時接種が世界的にもすすめられ厚労省でも承認されました。
ワクチンを2種類以上同時に接種すると副作用が出やすいのではないかという不安があると思いますが、多くの研究調査で心配はないとされています。ワクチン同時接種の副作用のリスクと、ワクチンをしないで次期が遅れために病気にかかり重大な障害を残すリスクを比較すれば同時接種のリスクの方が少ないとされています。また同時接種は通院回数を大幅に減らして乳児、保護者の負担を減らします。
以上の事より当院では乳児のワクチン同時接種を勧めています。一種類のみの接種を希望される方にも対応させていただきます。保護者のご理解が得られた方のみに同時接種をさせて頂きます。
当院では予防接種早見表を作成して乳幼児のワクチンスケジュールがわかりやすく、もれなく施行できるようにしました。母子手帳に予防注射早見表がはれるように工夫しました。個別のワクチンの意味、回数、接種期間等はホームページの予防接種の項目を参照してください。