鼓膜閉鎖術
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小綿球を鼓膜にあてる麻酔を20分ぐらい行い、鼓膜の穴の周りをレーザーやピンで新鮮な状態にして、人工鼓膜（アテロコラーゲン）を鼓膜にあてて穴を閉じる治療です。
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外来のイスで約10分で治療は終わります。
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自分の血液の中から鼓膜を再生する因子を含む血清点耳液（目薬のように耳の中に入れる薬）を当院で作成して使用します。
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1～2週間に1回ぐらいの通院で2～3ヶ月たつと80％ぐらいの方の鼓膜の穴が閉じます。
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鼓膜の穴が大きかったり、中耳炎の状態が悪い場合は穴が閉じない事があります。その場合は鼓膜形成術が必要になります。
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鼓膜が閉じると聞こえが良くなり、耳だれが出にくくなり、将来の聴力悪化も防げます。
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費用は3割負担で約5,000円です。
| 鼓膜閉鎖術 | |
|---|---|
| 対象 | 耳の骨の周りに異常なく 鼓膜の穴が小さい方 |
| 穴を埋める材料 | 人工鼓膜（アテロコラーゲン） 自己血清点耳液で鼓膜再生 |
| 麻酔 | 10分間麻酔薬をひたした小綿球を鼓膜にあてる |
| 治療時間 | 約10分 |
| 成功率 | 約80％（当院成績） |
| 通院 | 1～2週間に一度を2～3ヶ月間 |
| 費用 | 3割負担で約5,000円 |
