石部耳鼻科からのお知らせ|influenza news
直径2.6mm最新耳鼻科用内視鏡の導入
2021-11-03
新生児ののどの奥も観察出来る内視鏡を使用しています。今迄の内視鏡の三分の二の大きさの4Kの電子内視鏡で耳、鼻、のどの奥まで観察出来ます。中耳炎、副鼻腔炎の状態の評価から、のどの奥の喉頭がんや声帯ポリープの診断等に用いています。早期がんの診断に有効なNBI装置も付いており声がかれてきたり、のどが詰まる、飲み込みにくい、むせやすいといった症状のある方は是非検査を受けてください。絶食等の必要がなく検査予約は必要ありません。診察の時いつでも検査出来ます。かなり細い内視鏡ですので楽に検査を受けれます。
アレルギー性鼻炎、花粉症の根治療法
2020-07-19
アレルギー体質を改善する舌下免疫療法が高い効果を上げています。ダニかスギのエキスの錠剤を1日1回舌の下に含んでアレルギーを起こさなくする治療です。3~5年かかりますが薬がなくてもアレルギー症状が出なくなる、軽くなる根治が期待できます。舌下免疫療法で将来喘息が起こりにくくなる、秋の花粉症など他のアレルギーが起こりにくくなる等の予防効果も証明されてきました。喘息への効果、花粉症の時に喘息が出る方への効果も証明されてきました。5歳から治療可能ですので将来の喘息を防ぐ意味でも若い方は特にアレルギーの根治療法を考えてみてください。詳しくはホームページ治りにくいアレルギー性鼻炎の治療を参照してください。
スマホ版ホームページの更新
2018-03-04
スマホ版ホームページを更新しました。目次をタップしていただくと耳、鼻、のど、呼吸器の病気の説明、症状から考えられる耳鼻科の病気の説明、難治性アレルギー性鼻炎、中耳炎の治療等をご覧いただけます。ぜひ一度アクセスしてご覧ください。
レーザーを用いた鼓膜閉鎖術
2017-09-06
鼓膜の穴を閉じるのにレーザーを用いると成功率が90%と改善しました。鼓膜の穴の周りをレーザーで新鮮な状態にしてアテロコラーゲンの膜を穴にあてます。患者さん自身の血液より作成する点耳液を使用して鼓膜の再生をうながします。外来で綿球による局所麻酔で5分から10分ぐらいで治療は終了します。2~3週間に一度受診していただき2か月ぐらいかけて鼓膜の穴が閉じてきます。鼓膜の穴の状態、鼓膜の奥の状態により入院しての手術でないと治らない事もあります。外来での負担のかからない治療で鼓膜の穴を閉じて聞こえを良くしたい方はご相談下さい。
学校健診について
2017-05-11
4月から5月にかけて水泳の授業が始まる前に耳鼻科検診が行われます。中耳炎、外耳炎、耳垢等があり水泳をすると耳痛、耳漏、難聴等をおこす事があります。アレルギー性鼻炎があるとプールの塩素が入った水に過敏に反応して症状が悪化する事があります。水泳の授業が始まる前に受診して水泳をしても安全かどうかを診察してもらい治療を受けてください。
アレルギー性鼻炎を根本的に治す治療
2016-07-11
2年前よりスギ、昨年よりダニに対する舌下免疫療法が始まっています。症状を薬で抑える対症療法と異なり根本的にアレルギー体質を改善し長期にわたり症状を抑える治療です。喘息等の他のアレルギー疾患を引き起こす事も防ぐという効果もあります。毎日1日1回の服用を3~5年続ける必要がありますが60~80%の方に効果があるとされています。検査でスギ、ダニが原因のアレルギー性鼻炎で他のアレルギーが強くなく12歳以上の方が治療の適応となります。