病名と病気

RSウイルス感染症

原因

RSウイルスが咳、くしゃみなどで鼻や口から体に入って起こる病気です。RSウイルスが手指について口から入る事もあります。11月頃より春にかけて乳幼児を中心に流行します。潜伏期間は2~8日で症状が消えてからも1~3週間は感染力があります。

症状

鼻水、咳、発熱のかぜ症状です。奥の場合1~2週間で治ります。1歳未満や未熟児、肺の病気のある方、免疫力の落ちている方は重症化して細気管支炎、肺炎をおこす事があります。2歳ごろまでに100%の子供が感染します。繰り返して感染する事もあります。何回か感染し2歳ごろを過ぎると症状は軽くなります。1歳ごろまでに感染してヒューヒュー、ゼーゼーする呼吸、顔色が悪くなったり、呼吸数が多くなる事もあります

治療

水分補給、安静、睡眠、保温で経過を見ます。脱水があり呼吸困難がある場合は入院が必要になり点滴、酸素吸入などの呼吸管理をする事があります。RSウイルスそのものに効く薬はありませんが二次感染の恐れがある場合は抗生剤を使う事もあります。

日常生活の注意

乳児では重症化しやすいので咳がひどく呼吸の状態がおかしい時は早めに受診する。
大人では鼻かぜぐらいの軽い症状ですので風邪気味の時は子供にうつさないようにマスク、手洗い、うがいをする。子供も手洗いをこまめにする。
おもちゃ、おしゃぶりなど赤ちゃんが口に入れるものは清潔にしておく。
感染者との接触は避ける。流行期には6か月未満の子供さんは人ごみには連れて行かない。水分をこまめに与えて、楽な体位で安静にする。保温、保湿に気をつける。

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