病名と病気

ヘルパンギーナ

症状

5~10月頃に流行し5歳以下が多い。2~4日の高熱、口内痛、不機嫌、下痢、嘔吐、まれに髄膜炎をおこし頭痛、嘔吐、熱性けいれん。大人は感染しにくいが二次感染もあり、口内炎が強く症状も重く長く続く事が多いです。潜伏期間は2~4日です。

経過

耳の下のはれ痛みは3日頃がピークで7~10日で軽快します。
発熱は2~3日で軽快する場合が多いです。    
一般に予後は良好ですが合併症を起こす事があります。
潜伏期間は2~3週間です。

原因

エンテロウイルス感染。

治療

特効薬はない。解熱剤などの対症療法。安静、水分補給。重症で脱水症状があれば点滴も。
口内炎が強いため飲食が困難で、炎症を抑える薬を塗ってから水分補給する方法もあります。

日常生活の注意

解熱剤は39度ぐらいを目安に1日2回ぐらいまでとして使いすぎない。ぐったりして高熱が続く場合は早めに受診をする。冷たい、暑い、辛い、酸っぱい、大きいものは食べにくいのでおかゆ、プリン、ゼリー、暑くないスープ、シチューなど柔らかいものを少しずつ与える。嘔吐が続く場合は少しずつ水分を与え、吐き気が無くなれば下痢があっても食事は再開する。安静、水分補給、栄養補給を行い体力、免疫力を回復させて治していく。
解熱後1日が経過して普段の食事がとれるようになれば登園、登校が可能。ウイルスは3週間ぐらい便より検出されるためタオルを共有しない、手洗い、うがいをする。

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