当院からのお知らせ

花粉症のお知らせ|hay fever news

早期の花粉症対策

2023-12-30

花粉症に効果が高いレーザー治療より簡易にできるプラズマ治療を行っています。プラズマ治療を希望の方は1月下旬までに終了することをお勧めします。プラズマ治療の効果がでるまで4週間近くかかりますので花粉症の予防には早めの予約をお願いします。予防薬をご希望の方は2月上旬までに来院してください。薬のみの場合は予約は不要です。特に受験生の方は花粉症対策をすると合格率が30%上がるデータがありますので早めの対策で花粉シーズンを快適に過ごせるようにしてください。

黄砂、花粉による咳

2021-04-01

今年は黄砂、花粉の飛散が多く長引く咳、鼻症状の方が多く受診されています。アレルギーを抑える薬、咳止め、吸入薬、点鼻薬などで症状が軽快します。マスク、ゴーグル、帽子の着用、布団、洗濯物を外で干さない、黄砂、花粉を室内に持ち込まない等の対策も大切です。ヒノキ花粉に続いてイネ科雑草の花粉も5月から飛散してきます。咳込み、かぜ症状、嗅覚障害などは新型ココロナ感染症の症状と重なりますのでできるだけ早く受診して治療することをお勧めします。

コロナ禍での花粉症治療の重要性

2021-01-27

マスクを外し鼻をかんだり、目をこするとコロナに感染しやすくなります。今年は昨年より花粉飛散量も多くなります。くしゃみはウイルスを大量に飛散させます。花粉症がひどくなると、のどの痛み、咳、嗅覚障害などコロナと同じような症状も出ます。症状がほとんど出なくするため今年は2月1週目よりの内服、点鼻、点眼を強くお勧めします。症状が出ているときのみ薬を使うのではなかなかコントロールできません。当院に受診したことがある方は予約なしで薬飲み必要と受付で申しつけください。早めの対策をお勧めします。

花粉の飛散が始まっています。

2020-02-24

暖冬のため例年より早くスギ花粉の飛散が始まっています。当院に受診したことがある方で花粉症の症状が軽い方は早めに処方箋を取りに来てください。予約なしで受付に薬のみ必要と伝えてください。処方された薬は症状の強い時のみ服用せず花粉が飛んでいる間は毎日用法、用量を守り服用してください。症状が良くならなかったり、風邪を引いて他の症状がでてきたり眠気などの副作用がでた場合は薬の変更が必要になりますので早めに受診してください。

花粉症対策は早めに

2020-01-15

花粉症の対策は早めに行う事をおすすめします。今年度の花粉量は少な目と予想されていますが花粉症になっている方は少しの花粉量でも症状がでる方が多いです。重症の花粉症の方は1月ごろより症状が出始める方がいます。鼻がムズムズしだしたりすれば早めに内服薬や点鼻薬を始めるとシーズンが楽に過ごせます。がまんしているとどんどん症状がひどくなります。当院を過去に受診されている花粉症の方は予約なしで受付で花粉症の薬のみ必要と伝えていただければ医師との面談後に処方箋をお渡しします。重症の方は2月中旬までにプラズマ治療をする方法もあります。花粉症の体質改善をして根治を目指す舌下免疫療法は花粉の飛んでいない時から始めますので5月の中旬以降の開始になります。

スギ花粉症の根治療法

2019-09-08

スギ花粉症の根治療法である舌下免疫療法を5月20日より開始します。スギのエキスを含む錠剤を1日1回舌下にふくんでから飲み込む治療です。2~3年間毎日続ける必要がありますが体質改善をはかり花粉症を発症しなくする治療です。70%から80%の患者さんに効果があるといわれています。2~4週間に1度受診していただく必要があります。詳しくは花粉症の免役療法の項目をクリックして下さい。重症の患者さんはぜひ根治療法を考えてみてください。

良くならない花粉症について

2019-03-17

スギの大量飛散が続いています。昨年より花粉の飛散量が多く症状が改善しにくくなっています。次の3つの事に気を付けて花粉シーズンを乗り切りましょう。①マスク、メガネ、帽子等で花粉を体に付けないようにしましょう。天気の良い風の強い日等は窓を開けたり、洗濯物を外で干したりしないようにしましょう。②薬の決められた飲み方、使い方を守り花粉の飛んでいる間は毎日続けましょう。悪い時のみ薬を適当に服用、使用しているとなかなか症状をコントロールできません。薬で眠気がでたり気になる事があったり、効き目が悪いと感じる時は薬の変更、追加が必要になる事があります。③風邪をきっかけに副鼻腔炎、喘息を合併する事があり薬の追加が必要になる事があります。症状が思わしくない方は薬があっても早めに受診して下さい。

花粉症対策は早めに

2019-01-20

31年度は花粉の飛散量が平年よりやや多めの予想です。2月下旬ごろより本格的に飛散する予想です。重症の花粉症の方は1月ごろより症状が出始める方がいます。鼻がムズムズしだしたりすれば早めに内服薬や点鼻薬を始めるとシーズンが楽に過ごせます。がまんしているとどんどん症状がひどくなります。当院を過去に受診されている花粉症の方は予約なしで受付で花粉症の薬のみ必要と伝えていただければ処方箋をお渡しします。重症の方は2月中旬までにプラズマ治療をする方法もあります。花粉症の体質改善をして根治を目指す舌下免疫療法は花粉の飛んでいない時から始めますので5月の中旬以降の開始になります。

花粉症へのプラズマ療法

2019-01-03

花粉症へのプラズマ療法は2月中旬までに予約してください。今年の花粉量は平年以上で昨年より多く飛散すると予想されています。花粉症の時期を快適にすごすため当院では薬を早めに服用していただく事と重症の方にはプラズマ療法をおすすめしています。プラズマ療法は花粉が本格的に飛散する前に治療を終了する事が大切で治療を希望される方は早めに予約をお願いします。レーザーと同様の治療で同等以上の効果があり5分ぐらいで治療は終了します。詳細は目次の「治りにくいアレルギー性鼻炎の治療」を参照してください。

良くならない花粉症について

2018-03-28

スギに続いてヒノキ花粉飛散の最盛期を迎えようとしています。昨年より花粉の飛散量が多く症状が改善しにくくなっています。次の3つの事に気を付けて花粉シーズンを乗り切りましょう。①マスク、メガネ、帽子等で花粉を体に付けないようにしましょう。天気の良い風の強い日等は窓を開けたり、洗濯物を外で干したりしないようにしましょう。②薬の決められた飲み方、使い方を守り花粉の飛んでいる間は毎日続けましょう。悪い時のみ薬を適当に服用、使用しているとなかなか症状をコントロールできません。薬で眠気がでたり気になる事があったり、効き目が悪いと感じる時は薬の変更、追加が必要になる事があります。③風邪をきっかけに副鼻腔炎、喘息を合併する事があり薬の追加が必要になる事があります。症状が思わしくない方は薬があっても早めに受診して下さい。

花粉症シーズン始まる

2018-02-18

2月下旬になるとスギ花粉の飛散が始まります。3月上旬から中旬が飛散のピークになります。花粉症への薬が手元にない方は早めに受診して下さい。当院に過去に受診されている方は予約なしで薬のみ必要と受付で伝えていただければ症状を確認後、処方箋をお渡しします。風邪かわからない、今までの薬で治りにくいなど症状の強い方は予約して受診して下さい。副鼻腔炎や喘息を合併していることがあり状態によって薬を処方させていただきます。

花粉症対策は早めに

2018-01-09

30年度は花粉の飛散量が平年よりやや多めの予想です。2月下旬ごろより本格的に飛散する予想です。重症の花粉症の方は1月ごろより症状が出始める方がいます。鼻がムズムズしだしたりすれば早めに内服薬や点鼻薬を始めるとシーズンが楽に過ごせます。がまんしているとどんどん症状がひどくなります。当院を過去に受診されている花粉症の方は予約なしで受付で花粉症の薬のみ必要と伝えていただければ処方箋をお渡しします。重症の方は2月中旬までにプラズマ治療をする方法もあります。花粉症の体質改善をして根治を目指す舌下免疫療法は花粉の飛んでいない時から始めますので5月の中旬以降の開始になります。

花粉症へのプラズマ治療

2018-01-08

重症の花粉症の方へプラズマ治療を当院では行っています。5分ぐらいの治療ですが花粉シーズンを楽に過ごせます。花粉が本格的に飛散する前までの2月中旬ごろまでには行っておく必要があります。希望される方は早めに予約をお願いします。詳しくはホームページの日帰り手術の項目を参照ください。

花粉症、アレルギー性鼻炎の根治療法

2017-10-11

アレルギー性鼻炎の体質を変えて根本的に治す治療法があります。スギ花粉とダニのアレルギーを起こす成分を1日1回舌下にふくんだ後、飲み込む舌下免疫療法です。2~3年毎日継続する必要がありますが根治が期待できます。根治する方が約20%、とても良くなった方が約30%、良くなった方が30%ぐらいと報告されています。最初の1カ月は2週間に一度受診していただく必要がありますが、後は1カ月に一度受診していただくか当院ではスマホで遠隔診療を行い処方箋の郵送も行っています。より負担の少ない受診方法を行っていますので根本的にアレルギーを治す事を考えてみてください。

ヒノキ花粉飛散が始まる

2017-04-06

4月に入りヒノキ花粉の飛散が始まっています。5月上旬まで影響が出ます。4月下旬からはイネ科の雑草の花粉の飛散も始まります。花粉症の症状がなかなか良くならない方は他の花粉やダニなどに反応していたり、副鼻腔炎になっている事もあります。今迄と違う薬が必要になる事もあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが良くならない方は早めの受診をおすすめします。

花粉の大量飛散が始まる

2017-03-15

2月は寒い時期が続いていた関係で今年は花粉の飛散が遅れていましたが3月4日頃より暖かくなりだして花粉の本格飛散が始まりました。スギ花粉のピークは3月の中旬頃、ヒノキ花粉のピークは4月の中旬頃の予想です。マスクをする、メガネをかける、帽子をかぶる、布団、洗濯物を外で干さない、窓を開けない、空気清浄器を使う等で花粉が体に入らないように注意してください。雨上がりの風の強い日に花粉は良く飛びます。花粉が増えると今までの薬が効きにくくなる事があり、薬の増量、変更、異なる作用の薬の追加、点鼻薬、点眼薬の追加等が必要になる事があります。喘息、副鼻腔炎を併発する事もあり症状が悪化している方は早めに受診ください。悪い時だけ薬を使用せず、花粉が飛んでいる病気の原因がある間は薬を続けて快適な花粉シーズンを送れるようにしてください。根本的な体質改善を希望される方には舌下免疫療法を行っています。

花粉症のシーズン到来

2017-02-05

今年は2月中旬頃より花粉症のシーズンが始まります。4年ぶりの花粉の大量飛散が予想されています。花粉が本格的に飛散する前に治療を始めると楽にシーズンが過ごせます。過去に当院を受診されていて症状の軽い方は予約なしで受診していただいて受付で花粉症の薬が必要な旨をお伝えください。できるだけ少ない待ち時間で処方箋をお渡しします。今年は花粉が多いので今迄の薬で症状が治まりにくい方は他の薬に変更したり点鼻薬、点眼薬、頓服が必要になる事があります。症状が出始めたらできるだけ早く受診して下さい。

29年度の花粉症

2017-01-08

平成29年度は28年度の高温、日照時間のデータより4年ぶりのスギ花粉の大量飛散が予想されています。大津地方は昨年の8倍の花粉飛散がある予想です。1月も暖かい日が続いており2月中旬から下旬には本格飛散が始まる予想です。重症の花粉症の方は1月より症状の出始める方もいます。鼻がムズムズしだしたり、目がかゆくなりだしたら早めに受診して下さい。2月上旬には薬を手元に置いておいてください。過去に当院で花粉症の薬を処方されている方は症状が強くなければ予約なしで受診して受付で花粉症の薬のみ必要と伝えてください。できるだけ少ない待ち時間で処方箋をお渡しします。重症の花粉症の方でプラズマ治療を希望される方は早めに予約をして2月中旬までに治療を終えるようにしてください。

大量飛散が予想される来春の花粉症へのプラズマ治療

2016-12-01

来春は4年ぶりにスギ花粉の大量飛散が予想されています。大津市で昨年の8倍の量の飛散が予報されました。プラズマ治療(レーザー治療とほぼ同様)の治療を希望される方は遅くとも2月上旬までに行わないとシーズンに間に合いません。毎年治療を受けに来られる方が1月に集中しますので早めに予約をお願いします。11月より花粉症への治療は始めています。効果は1年で費用は診察、投薬、検査、治療費こみで約8500円です。ガーゼ麻酔約30分で治療は5分ぐらいで終わります。

スギ花粉飛散最盛期の治療

2016-03-05

スギ花粉飛散の最盛期を迎えています。普段の薬で効果のない方は違う作用の薬を使用したり、併用、増量も考えなくてはなりません。点鼻、点眼薬の併用も有効です。風邪をきっかけにして副鼻腔炎になっている事もあります。喘息のような咳がでる方もいます。薬がない方、症状が思わしくない方はできるだけ早く耳鼻科を受診してください。花粉情報に気を付けてマスク、メガネ、うがいをして花粉が体内に入るのを防ぎましょう。

花粉症への早期治療

2016-01-18

2月下旬になりますとスギ花粉が本格的に飛散する時期になります。今年は暖冬で例年より早く昨年より多く花粉が飛び出す事が予想されています。1月中旬ごろより少しずつ花粉は飛びだし重症の花粉症の方は症状が出始めます。当院に受診された事がある患者さんは予約なしで例年の薬を処方させていただきますので早めに受診してください。

アレルギー性鼻炎、花粉症の根治治療

2015-11-09

ダニに対するアレルギーで年中症状があるアレルギー性鼻炎を根本から治す舌下免疫療法の薬が11月下旬より保険適応になります。1日1回舌下に薬を含む治療で3年ぐらい毎日継続すると80%ぐらいの患者さんの体質が改善して根治する事が期待されています。スギ花粉症に対する根治療法である舌下免疫療法は昨年10月より始まっています。今年の花粉症でもすでに効果が出ています。花粉症の舌下免疫治療は花粉が飛び始める1月から5月までは治療を開始できませんので来年度に向けては今年中に治療を始めてください。舌下免疫療法ができるかどうかは医師の診断、検査が必要です。

秋のアレルギー

2015-09-14

今年は例年より早く秋が訪れてきて朝晩が冷え込むようになってきました。季節の変わり目、温度差の出やすい時期はアレルギー症状が悪化しやすい時期でもあります。低気圧や台風が通過する時も症状が悪化します。イネ科、ブタクサ、ヨモギなどの草の花粉も10月下旬ごろまで飛散します。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喘息症状などが出だした方、毎年秋に症状が悪化する方などは早めに受診して快適な時期をお過ごしください。

秋の花粉症について

2013-09-04

涼しくなり始めて鼻の調子が悪くなってきた方も増え始めています。春のスギ花粉症と同じように、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ等の症状が秋にもでる方がいます。イネ科の雑草、ブタクサ、ヨモギ等の草の花粉が8月中旬ごろから10月中旬ごろまで飛散します。春の花粉症と同じようにマスク、メガネ、帽子の着用などで花粉が目、鼻、のどの入らないようにしましょう。 スギ花粉ほど草の花粉は遠くに飛びません。公園、堤防の土手、あぜ道など草の多い所には行かないようにしましょう。花粉が飛散している間は薬を続けましょう。 季節の変わり目、台風など低気圧が急に近づく時などは、花粉以外のアレルギーのある方も鼻や喘息の症状が悪化しやすい時期です。アレルギー症状が出始めれば我慢しないで早め早めの治療で症状の悪化を防ぎましょう。

花粉症の初期療法について

2013-01-13

今年のスギ花粉は昨年より多く飛ぶ予想で、花粉症の方は十分な対策が必要です。花粉症の初期療法で花粉症の時期を楽に乗り切りましょう。また重症の花粉症の方へのプラズマ治療は2月中旬以前に予約をお願いします。 滋賀県でスギ花粉が本格的に飛び始めるのは2月20日前後です。暖かい日が続くと早く花粉が飛び始めます。花粉は飛ぶ2週間ぐらい前からアレルギーを抑える薬を使用すると症状がでるのが遅くなり、軽く済むというのが初期療法です。重症の花粉症の方は1月から症状のでる方もいますので鼻がムズムズしだしたら早めに薬を始めるのが大切です。 当院では過去に花粉症で受診していただいている方には予約なしで、花粉症の予防薬希望と受付に伝えていただければ、処方せんをお出ししています。それぞれの体質にあった薬を過去のカルテを参照してお出ししています。薬は早めに取りに来ていただいて花粉シーズンに準備してください。 なお薬が効きにくい重症の花粉症の方にはプラズマ治療(レーザー治療と同様の治療)をおすすめします。プラズマ治療は花粉が飛ぶ前に治療が終わっていないと効果が期待できません。ご希望の方は2月中旬頃までの日時で予約してください。1月中の治療をおすすめします。

花粉症へ早めの対策を

2012-02-19

今年のスギ花粉は寒さの影響で飛散時期が例年より遅れています。滋賀県では2月25日ごろより花粉の飛散が始まる予想です。昨年より少ない予想ですが症状を起こすには十分の量の飛散が予想されていますので早めの対策をお知らせします。 花粉症の症状が出る前よりアレルギーを抑える薬を内服や点鼻、点眼する事が症状を出る時期を遅らせたり症状を軽くさせます。花粉が飛散する1~2週間前が理想とされています。症状が出始めた人は早めにアレルギーを抑える薬を使い始めてください。症状を我慢しているとどんどん症状がひどくなり良くなるまで時間がかかったり、強い薬が必要になります。さらに他の花粉(ヒノキ、イネ科、ブタクサなど)にもアレルギーをおこしやすくなり症状が長く続く事があります。 当院に過去に花粉症で受診されている方は予約なしで薬のみ希望と受付に伝えてください。以前に有効であった薬を処方させて頂きます。症状が強かったり、風邪症状がある方は予約して受診してください。花粉症の薬はそれぞれの方で合う合わないがありますので過去の薬の情報は大切です。 花粉が飛び始めればマスク、メガネの着用、布団洗濯物を外で干さない、窓を開けて花粉を家に入れないなどの対策も必要です。甜茶、ヨーグルトなど民間療法もやらないよりは良い事もありますがそれのみでは花粉症を抑えきれません。花粉を避ける、体に花粉を入れない、アレルギーを抑える薬があくまで治療の中心です。早め早めの対策で花粉症のシーズンを快適に過ごしてください。

花粉症へのプラズマ治療

2011-12-09

来年のスギ花粉は滋賀県では例年並みの飛散予報が出ています。妊娠などで薬を使いたくない、薬が効きにくく花粉症の時期がつらい重症の花粉症の人は今からとれる対策としてプラズマ治療があります。 プラズマ治療はレーザー治療とほぼ同じ原理でアレルギーを起こす鼻の粘膜にプラズマを照射してアレルギーによる反応を起こしにくくする治療です。ガーゼによる表面麻酔が30分、プラズマ照射が約5分で治療は終了します。治療後約2週間で効果がでてきて効果は約1年続きます。花粉症に対しては花粉が飛散する前に治療をすることが望ましく年末より2月上旬ごろまでには治療を受けられることをお勧めします。 約75%の方は花粉のシーズン中、薬をほとんど使わないか花粉の飛散の多いときのみ薬を使って快適に過ごしていただいています。薬でコントロールできなかった人も薬が効きやすくなります。治療後は入浴、仕事など普段通り行えます。出血は問題となるものは今まで1000例近くの当院の症例ではなく、痛みも金属の入れ歯、差し歯の方に歯への痛みがあるぐらいで、治療ができなかった痛みはありません。自己負担金は診察料、検査料、処方箋料を含め約8000円です。治療の詳細は日帰り手術の項目をご覧ください。 治療をご希望の方は診察後予約が必要です。診察を受けておられる方、今までプラズマ治療を受けておられる方は受け付けまで電話で予約下さい。

いつまでも続く花粉症

2011-05-08

5月に入り花粉症が終わる時期になりましたが、まだ症状が続いている方がいます。どうしてでしょうか。どのようにすればよいのでしょうか。 スギ、ヒノキの花粉は5月上旬になるとほぼ飛び終わります。4月下旬ごろよりカモガヤなどのイネ科の草の花粉が飛び出します。イネ科の花粉にアレルギーのある方は6月中旬から下旬ごろまでくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が続きます。またダニ、カビなどにアレルギーのある方も症状が続きます。今まで5月になれば症状がなくなっていた方はアレルギーの検査をして何にアレルギーがあるかを調べておくことも大切でしょう。 イネ科にアレルギーのある方は6月中旬ぐらいまではアレルギーを抑える薬を続けてください。草の多い所は避けてください。マスクをせず草刈をすれば症状は悪化します。公園、堤防の堤、田んぼのあぜ道などにイネ科の花粉は多いです。黄砂が多い日も症状が悪化しますので外出を控えマスクをするようにしてください。帽子、メガネも有用です。 5月、6月になっても花粉症の症状に苦しむ方は早めの受診で治療を受けてください。

花粉大量飛散時の治療

2011-02-27

2月27日スギ花粉の飛散量が増えてきて本格的な大量飛散の時期が迫ってきました。3月中旬ごろには今年は例年の2倍の花粉飛散量が予想されています。今年のような花粉大量飛散時にはどのような事に気を付けどのような治療があるのでしょうか。 マスクをする、メガネをかける、帽子をかぶる、布団、洗濯物を外で干さない、窓を開けない、空気清浄器を使うなど花粉が体に入らないようにする注意は花粉が飛んでいる間は守ってください。 治療としては花粉飛散量が大量になると今までの薬では効きにくくなるため、薬の増量、異なる作用の薬を追加する、強い作用の薬に変更もしくは追加するなどの方法があります。点鼻薬、点眼薬などの外用薬も指示どおり行うことも大切です。一つの薬、民間療法、花粉対策のみでは十分な効果が出なくなります。いろいろな薬、対策を併用することが大切になります。今までの薬で効果がみられなくなれば受診し主治医に相談してください。 また風邪をひいて花粉症の症状が悪化し副鼻腔炎を合併する方がいます。粘っこい鼻がでてきたり、咳、のどの痛みなどの症状があれば早めに受診してください。 花粉症に対して注射をする医院がありますがステロイドの注射で皮膚の陥没、感染しやすくなる、胃潰瘍などの副作用が出ることがあります。症状が強いときにステロイドは特効薬ですが内服で十分で少量短期間が原則です。 市販の点鼻薬、鼻を通す点鼻薬はすぐに鼻づまりがよくなりますが、2時間ぐらいすれば前より鼻がつまるリバウンドがおこりどんどん使用量が増え副作用が強く出ます。一日3回ぐらいまで2週間以内ぐらいをめどに使用し症状の強い時のみ補助的に使用してください。医院より処方する点鼻薬は外用ステロイドで全身作用がなくリバウンドの副作用がなく効果も強いので定期的に指示どおり使用してください。 花粉症へのレーザー治療(当院ではプラズマ治療)は花粉飛散が始まりだせば原則として行いません。プラズマ治療後の鼻粘膜の傷口が回復するまでの間に花粉が鼻に入ると症状がひどくなるからです。 今までの治療で症状が悪化してきた方は早めに受診してください。

今から始める花粉症対策

2011-01-06

今年のスギ花粉は滋賀県では昨年の10倍、例年の2倍飛散することが予想されています。花粉症の時期を楽に過ごす予防薬(季節前抗アレルギー剤投与)、プラズマ療法などが今からできる対策です。花粉が本格的に飛散する2月中旬ごろまでに対策をとることが大切です。 プラズマ療法はレーザー療法と同様の原理で鼻の粘膜に電気の塊であるプラスマを照射してアレルギーをおこしにくくします。当院では過去10年間に約600名の方に施行している実績があります。約78%の有効率です。効果、費用など詳細は日帰り手術の項目を参照してください。薬が効きにくい重症の方、薬を飲みたくない妊娠の可能性のある方、薬の副作用がある方などにおすすめです。花粉の飛散が本格的に始まる2月中旬を過ぎてからの治療は効果が出にくく原則として治療の予約は受け付けませんので1月中にできるだけ早く予約をして治療を受けてください。 花粉症への予防投与は遅くとも2月1週目ごろより症状のでる前にアレルギーを抑える薬を飲んでいただく治療です。症状の出てからの治療より、つらい症状に苦しまず楽にシーズンを過ごせます。重症の花粉症の方は1月中より症状が出始めます。重症の方は1月中にできるだけ早く薬を取りに来てください。今まで当院で花粉症の治療を受けている方は症状が出てなかったり、軽い症状であれば予約なしで受診していただき予防薬が必要な事を受付で伝えていただければ簡単な問診の後処方箋を交付いたします。

症状が良くならない花粉症について

2008-03-16

スギ花粉の本格的飛散が始まり、症状が悪化してきている患者さんが増えてきています。市販の薬や今までの薬が効きにくくなってきた患者さんはどのようにすればよいのでしょうか。 花粉の量が増えて今までの薬が効きにくくなった方はより強い作用の薬に変更したり、薬を増やしたり、点鼻薬、点眼薬などの外用薬の回数を増やしたりする必要があります。また風邪をきっかけにして蓄膿症、喘息を合併している患者さんもいます。症状が強い方は、薬が残っていても早めに医師の診察を受けて正確な診断、投薬、スギ花粉を避ける生活指導を受けて下さい。 テレビ、新聞の天気予報のコーナーの花粉情報は必ずチェックし、花粉の多い時は、帽子、眼鏡、マスクの着用をし不要の外出は避けて下さい。洗濯物、布団も外で干すのは避けて下さい。窓を開けるのも避けて下さい。雨上がりの暖かく、風が強く、天気の良い日は花粉は多く飛びます。 つらい花粉の季節も適切な対策を早めにとり、快適に過ごせるようにしましょう。

4月からの花粉症

2007-03-25

3月も終わりに近づきスギ花粉の飛散もピークを過ぎ、症状が軽快してきている花粉症の方も多いと思いますが、これからはヒノキ花粉の飛散が控えておりどのような事に注意すればよいのでしょうか。 スギ花粉症の方の85%はヒノキ花粉にも反応すると言われており、ほとんどのスギ花粉症の方は4月下旬から5月上旬まで症状がでます。3月13日のスギ花粉飛散以来花粉飛散の量は寒さもあり減量してきていますが、26日からは本来の暖かさももどってきてヒノキ花粉の飛散が本格的に始まります。このため最近症状が良くなっている方も油断しないでアレルギーを抑える薬、点鼻薬を続けてください。症状のある時だけ薬を使用するのでなく、花粉が飛散している間は薬を続けないと症状はでてきます。調子が良ければ半分の量でもよいですから4月末までは薬を少しずつ続ける事をおすすめします。 点鼻薬を使用しない方が多くみられますが、当院で処方している点鼻薬は外用ステロイド剤が多く即効性はありませんが、効果が高く、内服薬と異なり副作用もほとんどなく重要な治療薬ですので必ず続けて使用してください。市販の点鼻薬は鼻の詰まりをすぐになくする薬が入っているものがほとんどですが、2週間以内一日3回以内の用法を守れば副作用は出にくいですが、使用量が増えると2~3時間後に鼻詰まりがよりひどくなる副作用がでます。 天気予報、新聞での花粉情報も調べて花粉飛散が少なくなるまで、薬を続けて、飛散の多い時は外出を控え、マスク、眼鏡をつけ花粉に接しないように注意してください。

スギ花粉の本格飛散が始まる

2007-02-25

暖冬の影響でスギ花粉の飛散が例年より2週間近く早く本格的に飛散し出しました。花粉症の方はどのような事に気をつければよいのでしょうか。 まだ治療を受けていない方はできるだけ早く投薬を受けて下さい。アレルギーを抑える内服薬、点鼻薬、目薬があります。眠気がほとんどでない内服薬もあり、いろんな種類の薬がありますので自分にあった薬を主治医と相談して処方してもらって下さい。すぐに鼻づまりをなくする即効性のある点鼻薬もありますが(市販の点鼻薬のほとんどがそうです)2~3時間すると前よりよけいに鼻がつまる副作用があります。外用ステロイドの点鼻薬は局所だけに作用し即効性はありませんが副作用が少なく内服薬よりよく効く事が多く、目薬と同様にめんどうがらずに指示通りに毎日行って下さい。市販の内服薬は眠気が出やすいものが多く注意して下さい。 マスク、眼鏡、帽子、コートなどを身につけて花粉が体内に入らないように、家に花粉を持ち込まない様にして下さい。布団、洗濯物も外に干すと花粉を家に持ち込みますので避けて下さい。 民間療法、お茶、サプリメントなどは科学的に効果が実証されたものはほとんどんなく、あくまで害のないものを選んで補助的に使って下さい。お気軽な方法だけでは効果は少なく、急がば回れで医療機関で投薬を受けるのが確実な方法です。 ストレス、睡眠不足、暴飲も症状を悪化させますので避けて下さい。

スギ花粉症のシーズン始まる

2007-01-24

1月17日頃より症状の出始めてきた花粉症の患者さんが18日より毎日4~5人ずつぐらい当院を受診されるようになりました。スギ花粉の本格的な飛散は2月下旬ごろと予想されていますが、暖冬の影響でスギ花粉が少量ずつ飛散しだしたようです。毎年花粉症に悩まされている方は早急に予防対策をとる必要がでてきました。予防対策はどのようなものがあるのでしょうか。 毎年花粉症に悩まされる方はアレルギーを抑える薬の内服、もしくは点鼻を始めるのがシーズンを楽に過ごす一番の方法です。症状が出る前の早め、早めの治療が効果的です。当院では過去に当院を受診していただいた患者さんには、受付で花粉症への予防薬を希望する事を告げていただくと、10分前後で処方箋をお渡しいたします。眠気の出ない薬やそれぞれの患者さんの体質、症状、重症度にあった薬を処方いたします。薬もいろんな種類がありますので思わしくない症状、副作用などがあれば、必ず主治医に相談しあきらめずに自分にあった薬を見つけてください。 花粉に接しないようにマスク、眼鏡、帽子、コートなどを着用し家に入る前に花粉を払い落とし花粉を家の中に持ち込まない事も大切です。暴飲、ストレス、睡眠不足も悪影響を及ぼしますので体調管理には気をつけてください。 受験生の方は特に症状がでず、眠気のでない治療が必要ですので、早めにしっかりとした対策、治療を受けてください。民間療法は納豆ダイエットのように科学的に実証されたものはほとんどなく、副作用のないものを補助的に使ってください。民間療法のみで花粉症をコントロールする事は困難です。

平成18年度花粉症へのプラズマ治療の効果

2007-01-04

新年明けましておめでとうございます。本年も患者さんにとって最善の治療を提供できるように努力する所存でございますのでよろしくお願いいたします。平成18年度花粉症に対するプラズマ治療へのアンケート調査を行い結果がでましたので公表いたします。85%ぐらいの花粉症の患者さんに対しプラズマ治療は有効と考えられました。詳細はコラムを見てください。19年度への花粉症対策はどのようにすればようでしょうか。 19年度はスギ、ヒノキとも平年より花粉の飛散は少なめとの予想がでています。18年度と同様かやや少なめぐらいの飛散量と考えてよいかと思います。18年度で症状が出ている方はしっかりした早めの対策が必要と考えます。 今年は暖冬ですので花粉の飛散は早めになると予想されます。1月末から2月上旬には予防薬としてアレルギーを抑える薬の内服もしくは点鼻を少しずつ始める事が大切です。今まで花粉症で当院を受診していただいている方は、受付で花粉症への予防薬が必要である事を申し出てください。10分前後で処方箋をお渡しいたします。予約は必要ありません。 重症の花粉症の方、薬を長い間飲みたくない方、受験を控えている方、妊娠を考えている方などはプラズマ治療をおすすめします。できれば1月中に治療を受けて下さい。2月下旬ぐらいになり花粉が本格的に飛散し出しますと効果が出にくくなります。プラズマ治療の詳しい説明、効果、当院の実績はコラムの中に記載しています。 今年は花粉は少なめとの予想ですが、1月になれば少しずつ花粉が飛び始めます。油断しないで早めの対策をとり、症状が出だしたらがまんしないで早めに治療を受けて下さい。がまんしていると暖かくなり花粉の量が増えると症状はドンドン悪くなります。

花粉症の症状がいつまでも続く方へ

2006-05-14

5月も中旬になりスギ、ヒノキの花粉もほぼ飛ばなくなりましたがまだくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が続いている方はどのように考えればよいのでしょうか。 今年はスギの花粉の飛散は例年より少なかったのですが、ヒノキの飛散量は例年より多く飛散しました。ヒノキの飛散に続いてイネ科の雑草であるカモガヤ、ハルガヤなどの花粉が飛散してきています。堤防、道路脇など草の生えいる所では今の時期どこでも生えているイネに似た草です。6月の中旬ぐらいの梅雨の始まる頃まで花粉が飛散します。今までは5月の上旬ごろには花粉症が治っていた方が症状が続いている場合は、このイネ科の雑草の花粉に新たにアレルギーが出てきたか、1年中あるホコリやダニ、カビなどにアレルギーが出てきた可能性が高いです。 診断を確定する場合は検査が必要です。イネ科の雑草へのアレルギーがでた場合は6月上旬ごろまでアレルギーを抑える薬、点鼻薬、点眼薬などの治療が必要です。天気の良い日、草の多い所に行ったり、草刈りをするのは避けてください。ダニなどへのアレルギーが出てきた方は症状が軽快するまで治療が必要です。

ヒノキ花粉の飛散がピークに

2006-04-02

4月に入り暖かい日が続きだしますとヒノキの花粉の飛散がピークになりだします。今年は例年より花粉の飛散は少なめですが5月上旬まで花粉の飛散は続きます。今後、花粉症のある方はどのような注意が必要でしょうか。 花粉症のくしゃみ、鼻水などの症状がでている方は我慢しないで受診して治療を受けてください。花粉が飛んでいる間は我慢していると症状はどんどん悪くなります。薬で症状が治まっている方も油断しないで花粉が飛んでいる間は薬を続けてください。天気予報、新聞などで花粉情報がわかりますので花粉の飛散量をチェックする事は非常に大切な事です。花粉の飛散が少なくなってきて症状が落ち着いていれば薬の量も少しずつ減らしていくことも可能です。花粉の飛散量が多い時は薬もしっかり服用して、外出をひかえ、マスク、眼鏡、帽子の着用も必要になります。特に毎年、4月の方が症状が強く出るヒノキへのアレルギーが強い方は注意が必要です。 4月も中旬を過ぎてくるとイネ科の雑草であるカモガヤの花粉の飛散が始まります。毎年梅雨が始まるまで花粉症の症状のでる方はアレルギーを抑える薬を続けて服用していってください。 スギ、ヒノキ花粉症の方はあと一ヶ月ほどの辛抱です。十分な対策をとって快適な春を過ごしてください。

今後の花粉症への対策

2006-03-12

スギ花粉の飛散がピークをむかえてきています。アレルギー症状が出てきている方が多く見られるようになってきています。今後どのような対策が必要でしょうか。 症状が出てきだし我慢しているとどんどん悪くなってきます。早めにアレルギーを抑える薬が必要になります。内服薬に加えアレルギーを抑える点鼻薬、目薬などの外用薬も有効です。症状がおさまってきて花粉の飛散量が減ってくれば薬を弱めたり、減らしたりする事も可能ですが医師の指示に従ってください。少し良くなったからといって薬をまったくやめてしまうと花粉が飛んでいる限りは症状がでます。 今年は平年の7割ぐらいの花粉の飛散量という事で、今年は大丈夫だろうと考えいる方も多いようですが昨年の花粉の大量飛散の影響で花粉に過敏になっている方も多くみられます。花粉症のある方は早めに受診してください。 花粉症の薬を飲んでいても症状が良くならない方は風邪や蓄膿症が合併している場合もあります。のどの痛み、咳、黄色い鼻汁などの症状があれば花粉症の薬があっても早めに医療機関を受診してください。 のどに花粉がついて、のどの不快感などの症状がでますのでうがいもしてください。マスク、眼鏡、帽子も必要です。家に入る前は服に着いた花粉を払って家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。洗濯物、布団も外で干さないようにしてください。空気清浄機も有効です。5月上旬まで花粉が飛散している間は充分な注意が必要です。

花粉症の薬の使い方

2006-02-19

いよいよ2月も後半に入り、暖かい日が続く予報が出だして花粉の飛散量が増えてくる季節になりました。花粉症の薬はどのようなところに注意して使えばよいのでしょうか。 花粉が本格的に飛び出して、くしゃみ、鼻水などの症状がでてくれば季節前投薬でもらっている薬を強めの薬に変えたり、薬の量を増やす必要がでてきます。今年は花粉の飛散量がやや少なめになる予想ですので、季節前投薬の薬で症状が軽ければそのまま続けていただければよいです。 少しの花粉の量で症状が出やすい重症の花粉症の方はアレルギーを抑える飲み薬だけでなく鼻にさす点鼻薬、目薬の併用も必要になります。特に点鼻薬はあまり使わない方がいますが、効果が高く眠気などの副作用もありませんのでしっかり使ってください。 4月も後半に入り花粉の飛散量が減ってきて症状が軽ければ薬の量を半分に減らしたり、弱めの薬に変える事も可能ですが花粉が飛んでいる間は薬を続けて下さい。 最近はアレルギーの薬も眠気のほとんどない薬もでてきており、内服、点鼻、目薬もいろんな種類のものが多く出てきています。自分にあった薬を知っておく事が大切です。薬が効きにくかったり、不都合な事があれば必ず医師に相談してください。風邪気味の時、黄色い鼻水が出る時は薬が変わりますので受診して下さい。

今年の花粉症への対応策

2006-01-15

新年になり少し暖かい日が続きだし当院にも花粉症の症状で受診される患者さんが出始めました。今年のスギ花粉の飛散量は平年並みか少なめと予想されていますが、昨年大量に花粉が飛散しており花粉に対して過敏な体質になっている方が多くなっていると考えられており油断できません。これからの花粉症の季節にどのように対処すればよいでしょうか。 花粉が本格的に飛散する前にアレルギーを抑える薬を服用する抗アレルギー剤の季節前服用が一番すすめられます。重症の花粉症の方はそろそろ症状が出だしていますので、今から少しずつ毎日抗アレルギー剤を服用しだしたほうが良いでしょう。軽症の方でも2月の中旬ごろまでには薬を飲み始めたほうが良いでしょう。 今年の花粉の本格飛散は2月下旬ごろから3月上旬と予測されています。少し鼻がムズムズしだしたり、くしゃみ、鼻水が出だしたら早めに薬を取りに来てください。当院に今まで受診されている患者さんは受付で花粉症の季節前投薬を希望する旨を伝えていただければ簡単な問診の後10分前後で処方箋をお渡しいたします。 今年は花粉の飛散量が少なめと予想されており、少なめの薬、弱めの薬でコントロールできると考えられますが早めの薬の服用が大切です。症状を我慢していると花粉が飛んでいる間はどんどん症状が悪化しますし薬が効くまで時間がかかります。 重症の花粉症の方や薬を長く飲みたくない方はプラズマ療法を当院では行っています。この治療も2月中旬ごろまでには行っていないと効果が充分でません。

プラズマ治療の効果について(アンケートの結果)

2005-08-05

平成17年度の花粉症へのプラズマ治療の効果をアンケート調査により調べ結果がでました。平成17年度はスギ、ヒノキとも例年の3倍ぐらい大量飛散しました。102名の方にプラズマ治療を行い50名の方よりアンケートへの回答をいただきました。アンケートに御協力いただき誠にありがとうございました。プラズマ治療に対して82%の患者さんが満足していると回答していただきました。

カモガヤ花粉症について

2005-05-08

スギ、ヒノキの花粉症もほぼ終わりの時期になりましたがまだくしゃみ、鼻水に悩まされている方はいませんでしょうか。そのような方はカモガヤ花粉症になっているかもしれません。 カモガヤ、ハルガヤ等イネ科の花粉が4月中旬頃から飛び始め6月の中旬の梅雨の始まるころまで飛びます。毎年この時期にくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状のある方はイネ科の花粉症と考えて良いと思います。スギ、ヒノキ花粉症の方もカモガヤ花粉症が合併している事があります。スギ花粉症の症状がいつまでも続く場合はカモガヤ花粉症を新たに合併した可能性があります。症状が思わしくない方はアレルギーを抑える薬を続ける必要がありますので医療機関を受診してください。 ヒノキの花粉量はかなり少なくなってきておりスギ、ヒノキ花粉症で症状が軽くなってきた方は薬を減らしていって、それでも症状がなければ様子をみながら薬をやめていってよいと思います。 カモガヤを代表とするイネ科の花粉症はスギ花粉症と治療は同じです。6月の梅雨の始まるころまで薬を続けてください。イネ科といっても雑草の一種で堤防、道端、田んぼのあぜ道など草の多い所に今の時期多く生えています。花粉が重いためあまり遠くまで飛びませんので草の多い所に行くのは避けてください。家の回りの草を刈る事も有効ですが患者さんが草を刈るとひどくなりますので避けてください。マスク、眼鏡の着用も大切です。

花粉症の治療はいつまで続けるか

2005-04-17

4月も半ばを過ぎていつもなら花粉症の症状も改善してくる頃です。今年は過去最大級の花粉が飛散しておりまだ油断ができません。花粉症の薬はいつ頃まで続ければよいのでしょうか。 今年はスギの仲間のヒノキの花粉も多く、4月の終わり頃より少しずつ花粉の飛散も少なくなると予想されますが花粉の飛散開始が寒さのため遅れた事と花粉量が多いため5月の中旬まで花粉の飛散があると予想されています。天気予報や新聞の花粉情報をよく見ていただいて花粉が減ってきた事がわかり症状が軽くなっていれば薬の量を半分ぐらいに減らしていっても良いと思います。急に薬をやめると天気が良く風が強い日に花粉が飛ぶと症状が再発します。 スギ花粉症の8割ぐらいの方はヒノキにもアレルギーがありますので4月いっぱいは薬をしっかり続けて5月になり症状が軽ければ薬は少しずつ減らしても良いかと思います。5月の中旬頃まで続けてください。ヒノキへのアレルギーが軽くいつも4月になれば症状が出なくなる方は症状をみて少しずつ薬を減らして4月後半には薬をやめても良いかと思います。 イネ科の雑草のカモガヤ、ハルガヤの花粉が飛び始めています。イネ科の草にもアレルギーがある方は6月の半ばの梅雨が始まる頃まで薬を続けてください。今までスギだけにアレルギーのある方もしっかり薬で症状を抑えておかないと新たにヒノキ、イネ科の草にもアレルギーをおこす事もあります。

子供の花粉症について

2005-03-16

スギ花粉の大量飛散が始まっています。今年初めて花粉症にかかった方も受診されるようになってきています。子供の花粉症も増えはじめています。子供が花粉症にかかればどのようにすればよいのでしょうか。 天気の良い風の強い日外に出るとくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目をこする、目の周りが赤くなる等の症状がでれば花粉症と考えてよいと思います。風邪では目の症状が出ませんので判断のポイントとなります。小児では鼻をよくこする、鼻の周りが赤くなる、口をポカンとあけるなどの症状もでます。2歳ぐらいより花粉症を発症する子供もいて幼児の花粉症も増えています。親が花粉症だと低年齢で花粉症を発症しやすいようです。 治療の基本は花粉を避ける事とアレルギーを抑える薬を花粉の飛んでいる間続ける事です。マスク(マンガの書いてある可愛いものも市販されている)、眼鏡(度のついていないオモチャのもので可)、帽子は必需品で、天気の良い日の外遊びも避けてください。布団、洗濯物も室内で干すか乾燥機を使ってください。 アレルギーを抑える薬はシロップ、粉薬など飲みやすいものがあります。目薬、点鼻薬も効果が高く副作用も少ないので併用して使います。重症の方には副作用を出にくくしたステロイド剤の点鼻薬も使います。子供は自分では薬をちゃんと飲めませんので家族の方の理解、協力、根気が必要です。花粉の飛んでいる間、薬がなくなると症状がでますので親が子供を守ってあげてください。

花粉大量飛散中の花粉症治療

2005-03-06

いよいよスギ花粉の大量飛散が始まります。症状が強く出始めたときはどうすればよいのでしょうか。どのような治療があるのでしょうか。 花粉が大量に飛び始めますと今までの薬が効かなくなったり症状が強くなる事があります。まずマスク、帽子、眼鏡の着用をしっかりしてください。花粉を避けることが基本になります。花粉を家の中に持ち込まない、花粉情報で花粉が多く飛ぶ予報が出ている時は外出を控える事も大切です。雨上がりの天気の良い風の強い日は飛ぶ条件がそろっています。 抗アレルギー剤など基本的な薬を続ける事も大切です。花粉の量が多くなり薬が効かなくなってくると作用の異なる薬を追加したり、量を増やしたり、ステロイド剤を使用しないと効果のでない方もいます。点鼻用のステロイド剤は全身への作用はほとんどなく効果が高く安全に使用できますので治療の中心になる薬です。内服用のステロイド剤は重症の方には使用せざるをえない場合がありますが胃痛、肝障害、高血圧、感染などの副作用が出ることがあり、できるだけ少ない量を短い期間の使用にとどめます。頓服で服用したり2週間以内ぐらいの服用にしたいものです。良く効く薬は使用方法が難しいので必ず医師の指示をうけてください。 いろんな治療薬、治療法を組み合わせていかないと花粉症は乗り切れません。いつもの薬が効きにくくなれば早めに受診し医師の指示に従ってください。

花粉飛散中のプラズマ療法について

2005-02-27

花粉の大量飛散がまじかに迫っていますがこのところの寒気で飛散が遅れています。当院のプラズマ療法へのお問い合わせが多いのですが花粉が飛び始めた後のプラズマ療法は効果があるのでしょうか。 プラズマ療法後1週間は鼻づまりなどの症状がかえって悪化します。この時期に花粉が多く飛んでいるとさらに症状が強くなる事があります。これを乗りきるにはステロイド剤などの服用が1~2週間必要になる事があります。花粉が多く飛んでいない時期のプラズマ療法には強い薬は必要ありませんが鼻の粘膜が安定し効果がはっきりでるのには4週間ぐらいかかります。花粉が多く飛ぶ前にプラズマ、レーザー治療を終了しておく事が原則となっています。2月中旬ごろまでには治療を終了しておくのが望ましいとされています。 花粉が多く飛散した後でもプラズマ療法を考えても良い方は薬が効きにくく重症の方、イネやダニなどにもアレルギーがあり症状の長く続く方などです。花粉が多く飛んでいる時はプラズマ治療後も鼻水、鼻づまりが続きやすく効果も花粉飛散前での治療よりおとります。 今年は花粉の飛散量が例年の3倍、去年の30倍ぐらいあり、花粉飛散前にプラズマ療法を行った方もマスクは着用してください。花粉が多く飛ぶ日は症状がでる可能性もあり内服薬が必要になる事もあります。

花粉症の治療が効果のないとき

2005-02-20

いよいよスギ花粉が飛び始める時期になりました。花粉症の薬をもらているのに効かない方も出始めているかも知れません。薬が効きにくい方はどのように考えどのようにすればよいのでしょうか。 まず花粉症に風邪が重なったり、副鼻腔炎など細菌の感染が重なった時鼻の症状も悪くなります。花粉症でものどに花粉がつき咳、のどの痛みを起こす事もありますが熱がでたり、痛み咳の強い時、黄色い粘っこい鼻汁が出ている時は感染症を起こしている可能性が高く薬を変えないといけない事があり薬が残っていても早めに医師の診察を受けてください。 次に薬の用量用法を守っているか確認してください。点鼻薬を指示どおり行っていなかったり、症状の軽い時薬を休んでいたりすると効果はでません。指示どおり薬を使っていても効果が出ない時は薬を強めたり追加したり変更する必要があります。花粉の飛散量が増えてくると今まで効いていた薬も効かなくなる時があります。 特に今年のように花粉の量が多い年は薬が効きにくくなります。重症の方は花粉の多い期間を限って内服のステロイド剤の服用も考える必要もでてきます。 次に薬だけに頼らず花粉が体に入らないように対策を充分行っているか確認してください。マスク、帽子、眼鏡の着用、布団、洗濯物を外で干さない、天気の良い風の強い日窓を開けない、花粉を家の中に入れないようにするなどの基本はすべての花粉症の方に注意して守っていただきたい事です。

点鼻薬について

2005-02-13

あと1週間ほどでいよいよスギ花粉が本格的に飛散しだします。10年ぶりに大飛散が予想されており充分な準備を始めましょう。抗アレルギー剤とともに点鼻薬も大切な治療薬ですが充分理解されずあまり使わない方もいますので点鼻薬について説明します。 点鼻薬は抗アレルギー剤、外用ステロイド剤、血管収縮剤が含まれているものがあります。外用ステロイド剤は鼻の局所だけに効くように工夫されており全身症状はほぼ心配ありません。アレルギーを抑える力が一番強くよく効きます。風邪をひいて黄色い鼻汁が出ている時はかえって悪く成る事もあり注意が必要です。 抗アレルギー剤の点鼻薬は作用はおだやかですが黄色い鼻汁が出ている時も使用できます。ザジテンの入っている点鼻薬は眠気の出る人もいます。 血管収縮剤の入っている点鼻薬は鼻づまりに即効性があり市販の点鼻薬にはほぼすべての製品に入っています。すぐ効きますが2~3時間後には前よりかえって鼻がつまりやすくなり、だんだん使用量が増えて副作用の鼻づまりがひどくなります。鼻を通す点鼻薬は用量用法をよく守り1日3回ぐらいまで鼻づまりのひどい時のみにして連用はできるだけ避けて1週間ぐらいまでにしてください。 抗アレルギー剤、外用ステロイド剤の点鼻薬は即効性はありませんが内服薬と同等以上の効果があり処方されれば必ず続けてください。液体、粉のタイプ、においもいろんな種類がありますので使いにくければ医師に申し付けてください。目の病気に目薬を使うように鼻の病気には点鼻薬を正しく使ってください。

自分でできる花粉症対策について

2005-02-06

寒波がゆるむと本格的な花粉の飛散時期が始まります。花粉に接しない事が一番大切ですがその具的な対策と民間療法、サプリメントについて花粉症を楽にすごすためにどのようにすればよいか考えてみましょう。 花粉症に接しないためにはマスク、めがね、帽子、コートが有効です。特にマスクは一番有効です。立体式、医療用の軽く曇りにくいもの、マイクロフィルターを使ったものなどいろんな種類のものがでています。コンタクトレンズの方はできれば眼鏡に変えるか外出の時はサングラスを借用して下さい。衣服に着いた花粉は家に入る前によく払って家に花粉を持ち込まないようにしましょう。衣服に花粉が着きにくくするスプレーもあります。洗濯物、布団もこの時期は外で干さないようにしましょう。日当たりの良い部屋の中で干すか乾燥機を使いましょう。天気の良い風の強い日は窓をあけないようにして花粉を家の中に入れないようにしましょう。 民間療法もいろんなものがありますが科学的に充分な効果が証明されたものはありません。テン茶、シソ茶、ヨーグルト、メントールいろんなものも有効とされていますがそれのみ単独で花粉症を乗り切るのは不可能です。いろんな組み合わせの中で自分に負担がなく害がなければ試していただいて良いと思いますが頼りすぎないのが大切と思います。充分に科学的に効果が証明されている治療をメインに行っていただくのが現実的と思います。市販の点鼻薬はかえって鼻づまりが強くなるもの、眠気の強い薬もあり注意が必要です。

花粉症の薬について

2005-02-02

今年のスギ花粉の飛散量は例年の2倍と予想されており過去最悪のシーズンになる恐れがあります。花粉症の薬は眠くなるので飲めない、市販の薬で間に合わせたいなどと考えている方も多いようですが、今年のように花粉の多い年の薬の使い方についてお知らせします。 花粉症の代表的な薬はアレルギー反応により出てくるヒスタミンという物質を抑える薬が一般的です。市販の薬も抗ヒスタミン剤がほとんどですが眠気のでる方がいます。最近眠気のほとんどなく効き目もよい抗アレルギー剤がでてきていますが市販の薬の中では良いものはありません。 飲み薬だけでなく点鼻薬、点眼薬などとの併用が大切です。抗アレルギー剤の他に外用ステロイド剤があります。全身への副作用がでないように工夫されており今年のように花粉の多い年は外用ステロイド剤が一番有効で安全です。 3月の花粉症のピークの時には予防に使っていた抗アレルギー剤に抗ヒスタミン剤を加えたり、内服のステロイド剤を併用しないと乗り切れない可能性があります。内服のステロイド剤は副作用が出やすいので少ない量で頓服で使うか1週間以内の短期間の服用ですませたいものです。 できるだけおだやかな薬を組み合わせて副作用をでにくくし花粉が飛んでいる間、続けるのがポイントです。薬への反応は個人差があり自分にあった薬を知っておくことも大切です。予防薬をしっかり服用していただいていると強い薬を使わなくてよかったり、花粉の時期を楽に過ごせます。詳しくは医師にご相談ください。

花粉症に対するプラズマ療法について

2005-01-27

今年のスギ花粉は過去最大の飛散量との予想がでています。花粉症の症状も重症になると予測されます。花粉が本格的に飛び出す2月中旬頃までに対策を立てる必要があります。重症の花粉症の方には鼻の粘膜にプラズマを照射するプラズマ療法があります。 当院で平成14年より16年までの3年間に65名のスギ花粉症の患者さんにプラズマ療法を行いました。治療後すっかり良くなった方29%、たまに症状が出た時だけ薬を服用した方45%、薬を併用して調子が良かった方23%でした。14%の方は大変満足、45%の方は満足しているとお答えいただきました。 今年は花粉の量が大変多いためプラズマ療法に薬を併用していただくと重症の花粉症の方も楽にすごせると思われます。治療効果は1シーズンのみです。イネ科の花粉にもアレルギーがあり6月まで症状の続く方、妊娠の予定があり薬を飲めない方、薬が効きにくい方、薬を続けるのがいやな方、重症の方、屋外での仕事の多い方などがプラズマ療法にむいています。費用は保険可で約6500円です。治療時間は麻酔の時間をいれて約40分です。 鼻の粘膜にプラズマを照射してから1週間は鼻の中にカサブタがつき、かえって鼻がつまります。その後徐々にカサブタが取れてきて約4週間後にはカサブタがつかなくなり鼻が通ってきます。約2週間後には効果がでます。 花粉が本格的に飛び出す2月中旬頃までには治療を行わないと効果が上がりません。プラズマ療法を希望される方は早めにご予約ください。

今年の花粉症

2005-01-05

今年の花粉の飛散は既に始まっています!寒さが緩むと花粉は大量に飛びます。 花粉シーズンを快適に過ごすために、早めの治療をおすすめいたします。 当院受付で花粉症の予防・治療の旨をお知らせいただければ、体質・症状に合わせて処方箋を発行します。 植物の花粉で鼻や目の粘膜がアレルギーをおこし、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目がかゆいなどの症状がでます。 さらにひどい人はセキやノドの不快感などの症状がでることもあります。 アレルギーをおさえる薬は人によって眠くなることがありますので、眠気が強い方は医師に知らせて下さい。 かぜの症状があったり、黄色い鼻がでたりするときは必ず早めに診察に来て下さい。

花粉症対策について

2005-01-19

今年のスギ花粉の飛散量は過去最大になる可能性が指摘されております。昨年の秋より少しずつ花粉の飛散は始まっており、1月19日現在症状の出ている患者さんも増えてきています。花粉症の時期を楽に過ごす一番確実な方法はなんでしょうか? 花粉が本格的に飛び始める2月中旬までにアレルギーを抑える薬を服用し始めることです。症状が出る前に少しずつ続ける事がポイントです。症状が本格的に出てからの治療は強い薬を使わなければならなかったり、症状が治まるまで時間がかかります。今年は花粉の量が多いのでアレルギーを抑える点鼻薬も少しずつ続けるのが有効との指摘も出てきています。 花粉症を予防する注射を希望される患者さんもおられますがステロイド剤の注射で皮膚がくぼむ副作用で訴訟がおこっていたり、感染、胃潰瘍をおこしたりする副作用が報告されています。ガイドラインでも認められておらずお勧めできません。 もちろん花粉に接しないのが基本です。天気のよい、雨上がりの暖かい日が花粉の飛ぶ一番の条件です。そろそろ症状がなくても暖かい日はマスクをして、帽子、サングラスなどをつけましょう。花粉情報にも注意し洗濯物、布団を外で干すのも控えてください。空気清浄機も有効です。 サプリメントや民間療法は十分な効果が証明されているものは少なくこのような療法のみでは花粉症は乗り切れません。 当院では花粉症への予防投与を行っていますのでご相談ください。

今年の花粉症

2005-01-05

今年の花粉の飛散は既に始まっています!寒さが緩むと花粉は大量に飛びます。 花粉シーズンを快適に過ごすために、早めの治療をおすすめいたします。 当院受付で花粉症の予防・治療の旨をお知らせいただければ、体質・症状に合わせて処方箋を発行します。 植物の花粉で鼻や目の粘膜がアレルギーをおこし、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目がかゆいなどの症状がでます。 さらにひどい人はセキやノドの不快感などの症状がでることもあります。 アレルギーをおさえる薬は人によって眠くなることがありますので、眠気が強い方は医師に知らせて下さい。 かぜの症状があったり、黄色い鼻がでたりするときは必ず早めに診察に来て下さい。

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