咽頭炎 扁桃炎
症状
のどの痛み、発熱、首のリンパ節がはれる、食事や飲み物が飲みこみにくい
原因
アデノウイルス、溶連菌の感染が原因になっている場合が多いです。
咽頭炎はのどに細菌やウイルスが感染して炎症をおこしている状態です。
扁桃炎はのどの奥にある膨らんだ部分の扁桃腺に細菌やウイルスが感染して炎症をおこしている状態です。
風邪はウイルス感染によりおこり鼻水、鼻づまり、咳が主な症状で咽頭炎、扁桃炎ほどのどの痛みが強くない場合が多いです。
治療
痛み止め、熱を下げる薬の投薬、細菌感染(溶連菌が多い)が原因の場合は抗菌剤の投薬。溶連菌が原因の場合はペニシリンでは10日、セフェム系抗菌剤では5日間の内服が必要です。痛みが強く食事を摂取できない場合は点滴治療も必要になります。
日常生活の注意
十分な休養を取る、水分をしっかり取る、栄養のある物を食べる。
熱いもの、辛いもの、すっぱいものは避ける。
のどごしが良く味が濃くないもの、消化の良いものを食べる。
家族もこまめに手洗い、うがいをして予防に心がける
登校、登園
アデノウイルスの場合は発熱が治まった後2日間は登校停止
溶連菌の場合は抗菌剤開始後2日たって解熱していれば登校可能
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