病名と病気

アデノイドと扁桃の肥大

症状

鼻の一番奥でノドチンコの裏にあるアデノイドが大きいと鼻がつまり口呼吸、いびきの症状がでます。副鼻腔炎、中耳炎、難聴をおこしやすくなります。のどの奥の両側にある扁桃腺が大きいと呼吸困難、嚥下困難をおこし扁桃炎をおこしやすくなります。リンパ組織であるアデノイド、扁桃腺がともに大きいといびきが強く睡眠時無呼吸をおこし日中の眠気、発育、学習障害をおこす事があります。

検査

扁桃腺は口の中をライトで照らせばすぐに見えます。アデノイドは鼻からの内視鏡やレントゲンで大きさをチェックします。睡眠時の呼吸、いびき、血中酸素濃度等を調べ睡眠時無呼吸がないかを検査する簡易型、もしくは入院用ポリソノグラフィー検査。

治療

口呼吸、いびきが強く睡眠時無呼吸をおこしている場合、中耳炎を繰り返し難聴になっている場合、扁桃炎を年に4~5回以上繰り返す場合等は扁桃腺、アデノイドを入院して全身麻酔で手術的に取ってしまう事が望ましいです。扁桃腺、アデノイドは8歳ごろより徐々に小さくなり扁桃炎もおこしにくくなる事もあります。細菌感染等の治療で小さくなる事もあり年齢、経過、症状の程度で手術は判断します。

日常生活の注意

鼻炎やのどの痛み、発熱、中耳炎等があれば早めに治療する。うがいをして風邪をひかないように気を付ける。口呼吸の程度、睡眠時の無呼吸をチェックする。

dis33005

病名と病気

予約診察

  • 当院は予約制です
    予約が取れない場合は
    受付(077-582-1334)まで
    お問い合わせ下さい。
  • 問い合わせ時間
    (午前9:00~12:00)
    (午後4:00~7:00)
  • 土曜日午後・水曜日・日曜日・祝日は休診です

ページの先頭へ