病名と病気

咽喉頭異常感症

症状

のどが詰まる、喉がイガイガする、のどに何かができている等ののどの不快感

原因

のどの不快感はのどの癌、炎症、アレルギー、甲状腺の病気、舌の付け根の扁桃肥大、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎による鼻汁がのどに落ちてくる場合、逆流性食道炎、貧血、うつ状態、神経症、自律神経失調症等様々な原因でおきますが原因がはっきりしない場合を咽喉頭異常感症と言います。検査、経過により原因がはっきりすれば原因病名になり咽喉頭異常感症ではなくなります。

検査

鼻からのどを観察する電子内視鏡で多くの原因がわかります。甲状腺や貧血への血液検査、エコー、喉のCT、MRI、心理検査、鼻の検査、胃食道内視鏡等で原因を検査します。

治療

原因がわかれば原因病気への治療。炎症があれば炎症を抑える薬、アレルギーがあればアレルギーを抑える薬等が投与されます。逆流性食道炎が疑われれば胃酸を抑える薬を服用して効果をみて診断する事もあります。心理的要素、神経症、更年期障害等が疑わしい場合は精神安定剤等で経過を見る場合もあります。

日常生活の注意

肉親の癌等を心配して心理的に症状がでる方も多く内視鏡検査等で異常がなければ過度な心配は止めてリラックスして経過を見る事が大切です。うがい、のどの乾燥を避ける、水分を取る事も大切です。症状が軽快するまでは経過を定期的に見てもらい検査も必要です。

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