外耳炎
症状
耳痛、耳だれ、耳のかゆみ、耳閉感、炎症が強いと難聴や耳の周りの発疹、水泡
原因
耳をそうじしすぎてキズをつけて細菌感染をおこして発症する場合が多いです。
耳に湿疹のある方、汗をかきやすい夏にもおこりやすいです。
帯状疱疹ヘルペスウイルス感染が原因になる事もありこの場合は耳の周りの発疹、水泡、顔面神経麻痺を発症します。耳痛がでて耳の周りに発疹が出始めればすぐ受診してください。
治療
耳の局所の清掃、洗浄、点耳薬の投薬。炎症の強い場合は痛み止めや抗菌剤の投薬。
耳の入り口付近の炎症、湿疹や強い場合は軟膏の投薬。
かゆみや湿疹が強い場合はアレルギーを抑えてかゆみ、湿疹を抑える薬の投薬。
ヘルペスウイルスが原因の場合は抗ウイルス剤の投薬。
日常生活の注意
痛みが強い場合は激しい運動、飲酒は避けてください。入浴は長風呂は避けて耳の中にお湯が入らないようにしてください。痛みが軽ければ洗髪もかまいません。
水泳は治るまでダメです。
耳の中はしばらくさわらないでください。耳掃除も10日前後に1回ぐらい綿棒で耳の入り口付近を回すようにそうじして、耳の奥をこすらないようにしてください。
竹や硬い耳かき、爪、マッチ棒等で耳をさわらない、耳掃除をしすぎない。
耳がかゆくて触りたくなったり、ジュクジュクしてきたら早めに受診してください。
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