突発性難聴
症状
ある日急に片方の難聴をおこします。耳鳴、回転性のめまいを伴う事もあります。
発症してできるだけ早く治療をしないと治りにくくなります。
発症して治療まで2週間以上たっていると難聴は治らない事が多いです。
治療をして2週間ぐらいで軽快する方が多いですが難聴が高度だと治りにくいです。
原因
ウイルス感染が原因となる場合と内耳への血流障害が原因となる場合があります。
治療
ステロイド剤の内服もしくは点滴を10日前後、聴力の変化を見ながら行います。
ビタミン剤、血液循環改善剤、ステロイド剤の副作用を防ぐ胃薬等の内服。
場合により プロスタグランジンの投薬等症状が高度の場合は高圧酸素療法(行える施設は草津総合か京大)も必要です。
難聴が高度な場合、めまいが強い場合は入院点滴治療も必要です。
日常生活の注意
ストレス、過労、睡眠不足を避けて心身の休息を心がける大きい音を聞かない。
dis11005